​2 鍼灸・臨床発表

右足底部の魚の目(図1)の痛みが、肝経・行間穴(図2)の刺鍼で響いて軽減した。
女性 42歳

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​図1

​図2

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〔背臥位〕
魚の目の部分にスピール膏を貼っていたので剥がした。
患部は母趾と第2趾の中間部であったので、足背部の肝経・行間穴を示指で指圧すると圧痛があった。
比較として左側の行間穴を指圧すると、圧痛は少なかったので、右行間穴が魚の目の治療穴であると判断した。
鍼体30㎜、太さ0.12㎜のステンレス、ディスポ鍼で刺鍼して回旋・抜き差しを行うと、魚の目の部分にジーンとした感覚が起こった。

〔腹臥位〕
背部に診断按摩を行うと右肝兪穴に硬結と圧痛があった。
鍼体50㎜、太さ0.14㎜の鍼で刺鍼して回旋・抜き差しをして響かせた。(図3)
治療が終わって床を歩くと、魚の目の痛みが半分になっていた。

​図3

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機関誌175号 (04年05月 発行)掲載